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Investor Relations

ヤマザキってどんな会社?何をしてる会社?

ヤマザキは主に、工作機械事業と輸送用機器部品事業の2つの事業を営むとともに、新たな分野にも挑戦しています。

工作機械事業 輸送用機器部品事業 新規事業

工作機械事業

工作機械は、製造業の「マザーマシン」

自動車や飛行機、新幹線など、あらゆる製品を生産するためには、それぞれの分野の生産ラインに対応した機械が必要です。ヤマザキは、その機械、つまり工作機械を自動車メーカーなどに提供しています。
工作機械とは、切削、研削、せん断、鍛造、圧延等により金属、木材、その他の材料を有用な形にする機械です。ですから、工作機械の性能の優劣が、自動車をはじめ様々な製品の競争力を大きく左右し、ひいては国の工業力全体にも大きく影響をおよぼします。その意味で、工作機械は「マザーマシン」とも言われています。

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例えば研磨する機械「ホーニングマシン」

「ホーニング」とは、研磨する、という意味です。例えば、自動車産業では現在高い環境性能が求められており、ヤマザキは、エンジン性能を向上させる超高精度の「ホーニングマシン」でその要望に応えています。ヤマザキは、専門のセクションを設置して、常に新たなホーニングラインの独自開発をすすめるとともに、お客さまへの技術サービスも実施しています。

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例えば切削機械「マシニング・センター」

「マシニングセンター」とは、金属を切削する機械です。多数の切削工具を持ちコンピューター指示により自動作業をするヤマザキの「マシニングセンター」の切削精度は最高品質。自動車メーカーの生産ラインなど精密さを要求される産業で活躍しています。

輸送用機器部品事業

工作機械部門で得た技術とノウハウを部品供給に活かす

ヤマザキの特徴として、工作機械部門で蓄積した技術とノウハウを輸送用機器などの部品供給に活かすことが可能です。

特にバイクの部品製造においては、専用セクションを設置して、変速および制御装置部品、エンジン部品などを長年に渡り安定供給しております。また近年は、より高い精度を要求される産業ロボット部品や航空機部品など、その範囲を広げております。

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例えばバイクの重要保安部品

バイクの基本性能である走る、曲がる、止まるに支障をきたす装置など、重大な事故に至る装置を構成する部品を製造・販売しています。これらの重要保安部品を製造するためには、当然のことながら高品質の精度が要求されるため、加工の技術やノウハウを有する部品サプライヤーが必要なのです。

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社会に役立つ新規事業

水質を浄化する事業

ヤマザキは、マイクロバブル、つまり気泡径がごく微細な気泡を活用して水を浄化する、という社会的意義の高い事業に挑戦しています。原料は、現場の水と空気のみ。活用分野として、飲料水加工、水産養殖、部品洗浄、医療などがあげられます。

2004年にはこれを浜名湖におけるカキ養殖に適用し、水域の水質浄化と養殖カキの成長促進を実験しました。マイクロバブルを供給したカキは、非供給のカキと比べて、9カ月間で1.5倍の大きさに成長することが実証されました。

今後も用途に応じた研究開発を進めていきます。

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マイクロバブル非供給カキ
2004年3月
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マイクロバブル供給カキ
2004年3月